救急所属の外科医として手術をするか? 日本の救急医の将来…

救急所属の外科医として
手術をするか? 日本の救急医の将来…



日本では大都市の三次救命施設では救急医が手術まで担当することが多いですが、アメリカではそうではありません。アメリカはERのシステムが構築されていて、救急医は初療を担当して手術は外科にまかせることが多いです。日本ではERシステムと自己完結型の救命システムが入り混じっています。
 こちらでアメリカ人の外傷外科医やアメリカの医学部を卒業してレジデンシ―前に研究をしている医師(日本では皆無ですが、アメリカでは結構います。日本のマッチングでは論文は全く評価されませんが、アメリカではインターン採用の重要な評価項目のようです)に話を聞くと、日本の自己完結型の救急施設にとても興味を持っている人が多いです。「救急医がその場ですぐに手術するなんて理想的だわ!」なんてよく言われます。ただ実際に日本でも出来る施設とできない施設に分かれており、いろいろと議論のあるところです。私は医者駆け出しのときにどちらの施設でもきちんと働く能力を持ち合わせたいと思い、外科専門医と救急専門医レベルのことはできるようになったのですが、今後自分の方向性をどうするかはとても難しいですね…。研究も継続しなければいけませんし。。
 いずれにしてもルーチンで刺激のない生活は、自分にとって忙しい時間よりも苦痛なので、日本に帰ったら臨床もしくは研究のどちらか(もしくは両方)でさらなるチャレンジが出来ればいいなと思っています。


そういえば渡米して約1年になります。現在のアメリカでの仕事は、救急医としての自分のキャリアに最も大きく影響する人生の一部になりそうです。


ボストンより。









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by kaigaiwataihenda | 2016-05-30 07:40 | 将来のこと
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