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実際にハーバード大学に合格出来た推薦状の書き方とテクニック

実際にハーバード大学大学院に合格出来た
推薦状の書き方とテクニック




以前このブログで後輩に米国公衆衛生大学院:MPH(Master of Public Health)の推薦状を書いた記事を書きました。

合格していました、ハーバード大学公衆衛生大学院(MPH)!!

さすがの後輩です。来年度から私と同じボストン生活です。
こうやって刺激し合えるのはとても良いことだと思います
個々の目標は、考え、仕事の専門性、人生のなかでやりたいこと、など色々異なると思いますが
自分の定めた目標を達成してお互いを高め合うことはとても大事だと再認識
何故か僕もやる気が湧いて来ました


さて、話は変わりますが、せっかくなので皆さんに推薦状について書き方のコツを記しておきます
ハーバードに合格出来る推薦状とは?
実際の合格した際の推薦状です↓


冒頭文はこんな感じ
実際にハーバード大学に合格出来た推薦状の書き方とテクニック_e0345436_14341116.jpg


全部は長いので省略します…

実際にハーバード大学に合格出来た推薦状の書き方とテクニック_e0345436_14344825.jpg

締めは、サイン、名前、所属 を書きます。


まずは基本的な書き方ですが、

段落構成の基本

本文の前には日付と宛先を書きます
宛先が不明で書けない推薦状の場合には” To Whom It May Concern"もしくは" Dear Sir/Madam"を使いますが
私は” To Whom It May Concern"がよりきちんとした表現と思っていますので、これを選択します
1. 推薦者と被推薦者の関係性を書く
2. 被推薦者の人柄やこれまでの仕事等について書く
3. 推薦出来る理由を記す
推薦者の名前、所属を記す

ここまでは一般論です。

次に私が注意している要点ですが、

①美しく書く
これは意外に大事です。サインも直筆で入れますし、所属のロゴ等も駆使して出来るだけ美しく書きます。日本人はよく「見た目じゃないんだ、大事なのは中身なんだ!」と言いますが、見た目もとても大事です。見た目にも気を使ってない推薦状が、中身に気を使ってるとは到底思えません。

②被推薦者しか書けない文章を書く
これは素晴らしい文章を書くという意味ではありません。推薦する人は被推薦者に対して、お互いによく知った間柄であることが望ましいです。つまりこの2人しか知り得ないエピソードで、推薦するに値する最もらしい理由を記述することが重要です。あとただ漠然と”すばらしい人物だ!”ではダメです。例えばですが、”被推薦者は○年に私と一緒に○○という仕事をして、○○という実績(具体的に)を残したので、推薦するに値する”と記載してなくてはいけません

③教科書どおりの”きちんとした”推薦状にしない
誤解のないように言っておきますと、もちろんきちんとして推薦状が必要です。この”きちんとした推薦状にしない”ですが、その真意は、よく正確な推薦状をきちんと作ろうとするあまり、推薦状の定型文を使用しがちになります。そうすると作成側は丁寧な文章を見つけてすばらしい推薦状になったと誤解しがちなのですが、これは間違いです。読み手側からするとお世辞の並べて文言は見飽きています。いかに、推薦者のこの部分が素晴らしいかを自分の表現で伝える必要があります。文章が拙いように見えても、お世辞が並べられた文章よりはるかに説得力があるのです。

基本的に推薦状の定型文を使用するのは冒頭と締めのみで十分です。また面倒くさいから誰かの推薦状を使いまわそうというのは絶対にやってはいけません。



以上、実際にハーバード大学大学院に合格出来た推薦状の書き方とテクニックでした。


あと英文の校正は一応出しますね
さらに、ここまで書いておいてナンですが、受験する本人の努力がほぼ100%合格を決めるでしょうね 笑
なお僕も若手ですので、参考までにどうぞ
ではまた







by kaigaiwataihenda | 2016-03-26 15:06 | 推薦状
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