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ヘリや固定翼での救急患者の救出と治療の日々

ヘリや固定翼での
救急患者の救出・治療 IN 日本


最近はアメリカのことばかり考えることが多くなっています。またブログの読者も最近は一日500人くらいいくときもあり、だいぶ増えてきたので、日本にいたときの仕事の一部も少しずつ紹介していきます。今回は洋上救急と呼ばれる救急システムで世界では日本だけが採用しているシステムです。

洋上救急

今は結構救急医は多いのですが、以前は洋上救急を担う救急医は少なかったため私は多く出動しました。30代前半なのに洋上救急功労表彰など普通は年輩の医師がもらうような賞も頂きました。困難なミッションも多く、夜間の嵐の中での患者救出→治療は本当に自分の身の危険を感じるときもあります。ただいわゆる”海猿”と呼ばれる救難隊の方はとても頼りになり、彼らが現場から救出して、私が治療を担当するとうまく役割分担が出来ていました。ちなみに”海猿”は海上保安官なので、海の上の警察ということになります。

このような飛行機に乗ります↓
(見る人が見るとこれはどういう飛行機なのかわかると思います)
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病院での患者の治療はもちろんですが、救急医は時折現場に行って治療することもします。
ただ現場では出来ることは少なく(ドラマのように病院到着前に手術なんて現実的には難しいです)
様々な藤も生じます

僕は今は研究をメインでやっていますが
臨床が一番好きなので、それなりの研究の成果が出れば、臨床の方にも比重を移していき
最終的には両方をこなすようになりたいと思っています







by kaigaiwataihenda | 2016-03-21 07:35 | 渡米前のこと | Comments(0)

クオンティフェロンによる結核検査

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今日は保健所へ。

所属している救急の人はそんなにたくさんいないため、ギリギリまで仕事していたのですが結核患者と不覚にも接触。保健所の結核接触者リスト入りとなりました。救急外来では色々な患者さんが来るので、稀に結核患者さんとも遭遇します。検査はクロンティフェロンという血液検査での結核判定です。結核は、よく古典的にはツベルクリン反応を調べますが、最近はこのクロンティフェロンの方が感度、特異度ともに良いというkとで最近の検査はコレです。

一度目の検査は陰性でしたが、今回は2回目の検査です。これで陰性であれば晴れて日本国のお墨付きで渡米できます。もしも陽性になったら抗結核薬の予防内服、定期外来フォローとなります。問題は海外保険のほとんどが日本でかかった病気のカバーをしていないため、米国の病院を受診すると海外保険ではカバーできません。

少し話しはそれますが、日本の医療保険に入っていれば海外で病院にかかっても保険が効きます。しかしながら、疾患に対する日本の保険点数と海外の保険点数は当然違いますが、両者を比較して金額が安い金額のカバーとなります。そのため疾患によっては日本の保険証だけではカバーできず、手術等は数百万かかる可能性もあるためほとんどの人が海外用の医療保険に入ります。僕も日本の保険は残したまま、AIUの海外駐在員保険に入る予定です。

留学に関して保健所の方に相談したところ、僕と同じようにクオンティフェロン陽性で予防内服をしながら海外にいる人もいるみたいです。その場合次の検査が半年後(だったかな?)のようで、そのときに一時帰国してまた検査することになりそうです。

陰性だったらもう検査もなし、晴れて無罪なので陰性を期待しています☆





by kaigaiwataihenda | 2015-06-11 09:00 | 渡米前のこと | Comments(0)

多施設研究のデータ送付。日本にいる間にしか出来ないこと。

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日本にいる間にしか出来ないこと。参加している多施設研究のデータが昨日夜に取り終わったので、本日記入漏れがないか再点検をして、主たる研究機関の千葉のShock & Trauma Centerへ送付。臨床研究は倫理審査委員会をとおすのが大変ですがとても重要なことです。 この研究は半年前くらいに無事倫理審査委員会をとおりましたが、忙しくてデータ取りに時間がかかりやっとまとまりました。日本にいる間に参加していた多施設研究も渡米前までにケリを付けます。

そして今日は入院患者の病状説明へ。

by kaigaiwataihenda | 2015-06-07 15:36 | 渡米前のこと | Comments(0)

日本での仕事終わり

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留学する最終週の当直は3回/週で、スケジュール的にかなりハードです。また2年近くかかって作った論文が最近reviseとなり、空いた時間で追加実験と留学前の準備もやっております。救急医が辞めてしまうことが多い理由の一つに夜勤の多さがあります。
そう思うと海外留学の期間は当直は無いので恵まれています。私は救急医が研究をやることをすごくポジティブに捉えていますが、それは医学への貢献はもちろんですが、臨床だけでヘトヘトにならず結果的に長く救急を出来るのではないかと思ってます。

by kaigaiwataihenda | 2015-06-03 23:17 | 渡米前のこと | Comments(0)